こんにちは。O2O販促ラボ・鈴木です。

もうすぐ、シルバーウィークがやってきますね！
みなさま、連休のお出かけ先はもうお決まりでしょうか？

本日は、連休中に賑わいそうな場所のひとつ“アウトレット”でのO2O販促についてお伝えいたします。

アウトレットでは初の試み！ビーコンを使ったO2O販促がスタート！

9月1日より茨城県の「あみプレミアム・アウトレット」で、ビーコンを使ったO2O販促の導入が開始いたしました。
ビーコンを使ったO2O販促の導入はアウトレットでは国内初の試みだそうです！

今回導入開始されたO2O施策は、三菱地所・サイモン株式会社と、デジタルマーケティングサービスを展開する、株式会社ユーティックスと共同で運営・展開されています。
間近に迫ったシルバーウィークで来客数の増加が見込まれる中、O2O販促の効果が期待されます。

更なるオトク情報！効率的な顧客販促！アウトレットで採用されるO2O販促とは？

あみプレミアム・アウトレットでは、アウトレットの地図の表示やオトク情報を閲覧できるアプリ「プレミアム・アウトレット ショッピングナビ」に新たな機能を追加して、O2O販促を行うそうです。

■「プレミアム・アウトレット ショッピングナビ」

引用：プレミアム・アウトレット ショッピングナビ

今回ビーコンを使ったO2O販促機能を導入した、あみプレミアム・アウトレットを含む、全国のプレミアム・アウトレットの情報を集約したアプリ。
オトクな情報や地図、フロアガイドが閲覧できるほか、よりオトクに商品を購入するためのお買い物リストなどを作成できます。

今回のO2O販促施策では、ユーザーが店舗に来店した際、ビーコンでユーザーの来店を検知し、商品購入時にレジで提示すると割引や特典をもらえるオトクなクーポンを配信し、お客様の来店・商品購入を促すそうです。

引用：三菱地所・サイモン株式会社　プレスリリース

アプリをダウンロードしている、お買い物好きなユーザーにとって、今回のサービスはお買い物欲にさらに拍車をかけるものとなるかも知れませんね。

大規模商業施設でのO2O販促の効果はいかに！？

150もの店舗が軒を連ねる大型商業施設、あみプレミアム・アウトレット。
年間約60万人の買い物客が来場するモール内で、ビーコンを使いプッシュ通知でメッセージ配信などを実施すれば、直接的な集客率・売上の向上はもちろんのこと、混雑することが多いアウトレットで、より効率的にお客様を呼び込むという部分でも、効果が期待されます。

今回は、ユーザーが店舗に来店した際にクーポンを配信する施策が打ち出されていますが、アウトレットのエリアごとに異なるタイムセールの情報をエリア内のユーザーに向けて発信するなど、店外にいるお客様の位置情報と掛け合わせたサービス展開もあるかもしれません。

アウトレットを運営する三菱地所・サイモン株式会社は、店舗によって混雑状況が偏らない施策を実施することで、効率的に買い物をしていただける環境を作り、お客様の満足度の向上と店舗の売り上げ増加を実現するなど、店内のみならず店外にいるお客様への販促活用も含めた施策を打ち出せるかが今後の課題となるかもしれませんね。

あみプレミアム・アウトレットのO2O販促で利用されているアプリは、系列展開しているプレミアム・アウトレットでも利用できる仕様。
関東のプレミアム・アウトレットでは、小規模の位置づけとなるあみプレミアム・アウトレットでO2O販促導入後、効果が発揮されれば、今後より規模の大きい系列のアウトレットでもO2O販促が導入検討されるでしょう。

まずは、シルバーウィーク商戦でどれだけの効果が発揮されるのか、楽しみです！

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