あの、トリップアドバイザーアプリに画期的な新機能！立ち寄った場所を自動記録する「トラベルタイムライン」がO2Oにもたらす影響とは！？

2015
12.14

あの、トリップアドバイザーアプリに画期的な新機能！立ち寄った場所を自動記録する「トラベルタイムライン」がO2Oにもたらす影響とは！？

こんにちは。O2O販促ラボ・鈴木です。

今年の冬期休暇の旅行先はもう決まりましたか？
今回は、旅行先の情報や、グルメ検索に多くのユーザーが利用する、トリップアドバイザーに関する最新情報とO2O販促についてお伝えいたします。

年末年始の旅行で使ってみたい新機能「トラベル　タイムライン」が追加！

旅行者が増加する年末年始を前に11月24日、世界最大の旅行口コミサイト・トリップアドバイザーに新機能が追加されたことが発表されました。
今回追加された気になる新機能は、「トラベル　タイムライン」といい、旅先の行動を自動で記録でき、旅行先や旅行後に記録を見直したり、友人とシェアすることができるそうです。

新機能の詳しい内容は？旅先の行動を自動記録！

引用：トリップアドバイザー　プレスリリース

「トラベル　タイムライン」を使うと、トリップアドバイザーのモバイルアプリ上で、上の画像のようにユーザーの旅行中の行動が時系列で記録・表示されます。
どこの観光名所を訪れたかはもちろん、立ち寄ったカフェやレストランの情報や交通手段、移動距離、そして宿泊先の情報も記録されるそうです。

「トラベル　タイムライン」は、ユーザーの判断で記録のオン・オフ切り替えができる為、日常生活では機能をオフにしておくことで、不要な情報がタイムラインに残ることもありません。
また、その他のSNSで利用されているタイムラインと異なり、基本的にはユーザー本人のための旅の記録機能と言う位置づけだそう。情報はユーザー本人にのみ公開されるので、プライバシーも保たれています。もちろん、旅程や、旅先で見つけた素敵な場所を友人や家族にシェアしたい方は、情報を公開することも可能です。

この機能は、ユーザーのスマートフォンに搭載されたGPSとモーションセンサーを利用しているため、インターネット環境による影響を受けません。
インターネットの接続を制限することが多い海外旅行でも、ネット環境を気にせずサービスを利用できるのは、嬉しいですね。
ちなみに、モーションセンサーとは、あるものがどれだけどの方向に動いたかを検知する仕組みのことで、最近では多くのスマートフォンや、ゲーム機などに搭載されています。
縦に持っていたスマートフォンを横に持ち替えると、画面も合わせて横向きに表示される、あの機能も、モーションセンサーによるものですね。

「トラベル　タイムライン」はGPSでの位置情報特定に加え、ユーザーのスマートフォンの動きを特定することで、ユーザーがその場所を訪問したのか、ただ通過しただけなのかなど詳細な旅の行動を記録できる仕組みのようです。

口コミ投稿も増加するかも！？O2O販促への活用にも期待！

「トラベル　タイムライン」の登場により、ユーザーの行動に変化が起きるのではと予想されます。自分の旅程を振り返ったり、その記録を公開して旅のモデルプランとしてシェアするユーザーが増加し、旅の新たな楽しみ方が確立するかも知れません。

また、旅の情報が自動で蓄積されるため、帰宅中の空いた時間や帰宅後に、落ち着いて旅程を振り返る機会が増えそうです。このように旅の内容を振り返る機会が増えることで、ユーザーからの口コミ投稿件数の増加にも繋がりそうですね。
ユーザーのこれまでの旅の記録から、次回の旅先にオススメな場所をレコメンドしたり、同じようなスポットを訪れた別のユーザーに人気のスポットを紹介するなど、取得した行動記録を基にした、O2O販促への展開も期待できます。

「トラベル　タイムライン」へのユーザーの反応とともに、今後の行動記録の使い道にも注目したいです。