O2O販促ラボ

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カテゴリー:localguides

2015
02.16

Google「Local Guides」はクチコミメディアの黒船となるか!?O2Oに効くクチコミメディアを考える

Google「Local Guides」はクチコミメディアの黒船となるか!?O2Oに効くクチコミメディアを考える     こんにちは。月曜担当の横田です!毎日おいしいものを食べて、元気にマーケティング活動にいそしんでいます。   さてさて、2015年2月6日(米 現地時間)、米GoogleがAndroid版「Google Map(グーグルマップ)」をアップデートし、ユーザー参加型レビューサービス「Local Guides(ローカルガイド)」の提供を開始しましたねー! その数日後には、写真・動画のバックアップと共有サービスを提供する「Odysee」買収のニュースが流れました。 引用 : Local Guides(ローカルガイド) グーグルのクチコミ機能強化は、今後どう影響力を増していくのでしょうか・・・?      O2O販促にクチコミメディアは外せない時代に   これまで、私たちユーザーはGoogle MapやGoogle検索で、気になるお店の情報を得ようとしたとき、基本情報以外にもお店の雰囲気や料理や接客の質などユーザー視点の情報を総合的に判断するため「食べログ」などのクチコミメディアを参照してきました。 月間利用者数が6000万人を超し、プレミアム会員は50万人超(2014年12月時点)となる「食べログ」。 引用 : 株式会社カカクコム「2015年3月期第3四半期 決算説明資料」  O2O販促のチャネルとして、有料契約する店舗数も右肩上がりで伸びており、2013年12月時点には2.6万店だったのが、2014年12月には前年比1.6倍の4.1万店に成長しています。飲食メディアの「ぐるなび」の有料加盟店数 5.2万店(2014年3月末時点)に迫る勢いともいえますね。 引用 : 株式会社ぐるなび 業績ハイライトより「ぐるなび」ユニークユーザー数 「ぐるなび」の月間UUが4200万人なので、利用者規模では「ぐるなび」を上回る「食べログ」にO2O集客力を期待する店舗も多いのでしょう。 また実名型グルメサービス「Retty(レッティ)」も2014年1月から約1年でユーザー数340%増の600万人規模(2015年1月時点)に成長したという。   店舗は、店舗支援型で店舗向けにサービス展開をする「ぐるなび」だけでなく、ユーザー主導でSEOに強い「食べログ」や、急成長する「Retty」のようなクチコミメディアもうまく活用しながらO2Oの集客効率をあげていく販促活動をしていくのでしょう。     どうなる!?日本のクチコミメディア   いままでも「Google Map」ではクチコミ投稿ができていたのですが、クチコミの信頼性に欠けているなどの理由から、別のクチコミメディアに流出していました。 O2O販促チャネルとして、クチコミメディアが切っても切り離せない関係である中、Googleがクチコミメディアとしての機能強化をするとなると、ユーザー数を伸ばしている「食べログ」「Retty」のような既存のクチコミメディアにも何らかの影響がでるかもしれないですよね。 引用 : Retty(レッティ)グルメ サービスの類似性でいうと、2014年4月に日本上陸した世界最大級のクチコミサイト「Yelp(イェルプ)」が「Local Guides」の対抗馬となると目されています。 引用:Yelp けれど、もし「Google Map」に信頼できるクチコミがたくさん掲載されるようになったらどうでしょうか?   「今いる場所や今度出かける場所の近くで美味しい飲食店ないかな~♪」とスマホ片手にGoogleMapを眺めたとき、過去に行って気に入った店に高評価をつけていたローカルガイドのクチコミを見つけたら、すかさず電話予約してしまうかもしれない。 「食べログ」「Retty」アプリやサイトをチェックすることなく、行きたいお店を見つけてしまうということも考えられるのです。   現時点ではまだ未知数の「Local Guides」ですが、お店や個人でFacebookやtwitterをやっているのと同様に、ひとりのローカルガイドとしてクチコミ投稿したりして、その機能やコミュニティを理解しておくことは、今後のO2O販促チャネル拡充に役立つかもしれません。先を見据えた店舗販促を検討されている店舗のみなさま、この機会にローカルガイドに登録してみてはいかがでしょう?   ちなみに、買収したOdyseeの機能は既存のGoogle+の「Photos」サービスに統合される可能性があるが、グーグルは自社のPhotosサービスをGoogle+から切り離して、独立したサービスとしてリリースすることを検討しているとうわさされているという。 ということは「Pinterest」や「Instagram」みたいな画像共有SNSの分野にも影響がでてくるかもしれないですね・・・。

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