03.04
O2O集客アプリ「江ノ電なび」で鎌倉・江ノ島を散策してみた
こんにちは。O2O販促ラボの橋本です。
昨今、ビーコンを活用したO2O集客が注目されている中、江ノ島電鉄さんが、ビーコンを活用したO2O集客アプリ「江ノ電なび」をリリースしました。
当社でも1月20日にO2O集客サービス「GMOチェックイン」をリリースしたばかりで特に注目している分野です。
そこで、この「江ノ電なび」を体験しようと鎌倉・江ノ島に行ってきましたのでレポートします!
引用 : http://www.enoden.co.jp/whats_new/1502_iphoneapp.html
「江ノ電なび」をインストールしたスマホを持って江ノ電沿線のビーコン設置場所に行くと、「江ノ電なび」加盟店舗の店舗情報が通知されます。
「江ノ電バレンタインスイーツラリー」というイベントを開催していたので体験してきました。
「江ノ電なび」の使い方
(1)「江ノ電なび」をインストール!
App Storeで「江ノ電なび」をインストール。現在はiOS版(iPhone)のみ対応しています。
(2)Bluetoothと位置情報サービスをON!
ビーコンにスマホが反応するように設定画面でBluetoothと位置情報サービスをあらかじめON。
(3)江ノ電に乗車!
アプリ内では対象店舗を事前確認する機能がないため、江ノ電に乗って行きたい場所へビーコンが反応しそうな場所へ向かうことにしました。
「1日歩き回ってどこも反応しなかったらどうしよう・・」と不安がりながら鎌倉駅改札を通ったら、ビーコンに反応して通知が!
「鎌倉駅にようこそ。」のタイトルで、店舗情報が届きました。一安心。
タイトルの下には店舗情報が順番にずらーっと並んでいます。
通知内容は店舗ページへのリンクや基本情報、商品画像、駅の時刻表。クーポンなどは特にありません。
紙のパンフレットで行われている「スイーツラリー」にあわせた女性が好むデザインですね。
<アプリ画面>
<ポスター>
ランチ前でスイーツはちょっと早い・・ということで、まずは江ノ島へ。江ノ電に揺られること24分・・江ノ島駅に到着!ここでもビーコンに反応。
「江ノ島駅にようこそ。」と、駅名や店舗情報が毎回変わるんですね。凝ってるなぁ。
観光してランチを食べて腹いっぱいになったので、少し胃を休めてから加盟店舗でスイーツを食べることにし、江ノ電に乗って長谷駅へ。
大仏様を観光して胃も落ち着いたので、「江ノ電なび」加盟店舗である、するがやさんへ。
お店に近づいたらビーコンが反応しました。
ビーコンのありかを店員さんに伺ったところ、窓の上にビーコンが!障害物は特にないのでちゃんと反応しますね。
そして、通知で紹介された「アーモンドチョコどら焼き」を購入。普通のどら焼きよりうまいっ!
「江ノ電なび」の2つのイケてる!
「江ノ島であそぼう!」と思ったら、江ノ島周辺の観光地や飲食店をネットで検索したり、観光ガイドブックを探して調べませんか?
このような従来の観光スタイルに対し、今回の鎌倉・江ノ島散策で感じた「江ノ電なび」の2つのイケてる!ことをまとめてみます。
(1)地域特化がイケてる!
「江ノ電なび」は、江ノ電沿線の観光情報に特化しています。
「江ノ電沿線の観光情報がほしい!」という人のニーズに対して、アプリひとつでほしい情報だけ提供するシンプルで尖ったサービスです。
アプリひとつあればほしい情報が得られて、得た情報を基にそのまま実店舗に行けるからイケてる!
(2)駅での自動通知がイケてる!
「江ノ電なび」は、江ノ電各駅に着いたらその駅周辺の観光情報を自動的に教えてくれます。
観光情報を自分で調べる手間は要らないですし、実は駅ごとの時刻表がありがたいです。
行きは、得た情報を基に実店舗へ。戻りは、駅で発車時刻をすぐ確認できるからイケてる!
現在はスイーツラリーの影響もあり加盟店舗はスイーツ系だけでしたが、寺や神社、スイーツ系以外の飲食店、マリンスポーツ系店舗、夏なら海の家など加盟店舗が増えたら嬉しいなぁと思います。
また、地域特化アプリとして広く認知されてユーザーがより多くなれば、アプリ加盟店舗はもちろん、地域内にあるご近所の店舗さんにも来店の可能性が高まり、結果として地域活性化に繋がるのではないでしょうか?
公共交通機関における広告の新しいあり方として今後の展開がたのしみです。
「江ノ電なび」をきっかけに地域特化アプリの可能性を感じてちょっと調べてみたら、Web開発企業のピー・アール・オーさんが、ビーコンを活用したO2O集客アプリ「あとろこ横浜」をリリースしていました。
早速インストールしてみたのですが、「あとろこ横浜」は、横浜周辺の店舗検索やクーポン取得、予約、マガジンコンテンツ配信など、機能が豊富にラインナップされています。
こういった地域特化アプリがあちこちにできれば、出かける時にわざわざ検索する必要がなくなってユーザーは嬉しいですし、地域が盛り上がれば周辺の店舗さんも来店の可能性が高まって嬉しいですね。
以上、O2Oアプリと一緒に周った鎌倉・江ノ島散策レポートでした!
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