こんにちは。O2O販促ラボ・鈴木です。

FacebookなどのSNSを店舗販促に取り入れていますか？
今回はFacebook社から発表された、販促に嬉しい影響を与えてくれることになるであろうFacebookとInstagramのアップデートに関するニュースをお伝えいたします。

使わずにはいられない！？SNSの消費者行動に与える影響力に注目

近年急速にスマートフォンの普及・利用が進み、消費者が商品や情報、サービスを探す方法にも変化がみられています。スマートフォンの利用頻度が増加したことから、「検索→閲覧→購入」といった商品購入までの消費者行動は確立されつつあるのが現状。

また、最近では情報検索をする時に利用するツールや検索サイトにも多様化が見られ、特に女性がトレンド情報を検索する場合において、InstagramやTwitterなどのSNSを使って情報検索する人が目立つようになりました。

▼情報検索をする際利用するものに関する調査

引用 ： 女性のSNS利用と消費行動に関する調査

中でも流行りや旬なトピックスを調べる場合、Instagramの利用がトレンド化しつつあるもよう。
また、Facebook社の調査では、Instagramユーザーの60%は、Instagramで新しい商品と出会ったことがあり、75%のユーザーはInstagram投稿内容に販売意欲を刺激され、何らかの行動を取ったことがあるそうです。

事業者必見！FacebookとInstagramで販売促進機能強化！

引用 ： Facebook for business ニュース

そのような中2016年5月10日にFacebook社がFacebookとInstagram内における販売促進機能の強化を発表いたしました。販促強化の為に広告機能がアップデートされるとのこと。
アップデートにより、これまでFacebookのみで使用できていた、ユーザーがWebサイトやアプリで検索した商品情報に基づき、関連商品の案内を出せるダイナミック広告の拡張と、お店のサイトなどにアクセスした方やその中でも予約にいたらなかった人などにターゲットを絞り込み、サイトへの再訪やおトク情報配信による商品購入を促すことのできるウェブサイトカスタムオーディエンスの機能強化が行われ、サイト訪問者やモバイルアプリ利用者の情報・行動を判別し効果の高いO2O販促が行えるようになります。

アップデートされるFacebookとInstagramでお店の収益アップが目指せる！

実際にアップデートされた機能をいち早く導入しInstagramで販促活動を行ったカナダにあるジュエリーショップでは3倍の販促効果を出すことができたそうです。
こちらのジュエリーショップでは、いち早くInstagramの新しいダイナミック広告機能を導入。お店のサイトを訪れ、商品情報を閲覧したものの購入にいたらなかったユーザーにターゲットを絞り、キャンペーンを展開したところ、3倍の販促効果を出すことができました。

新しい広告機能を使えば、ユーザーの閲覧情報を元に関連商品を案内したり、購入一歩手前で躊躇してしまっているユーザーに対しピンポイントでキャンペーンのような販促を行うこともできるようになるようです。お店のページや飲食店などの場合メニュー等を閲覧したユーザーへ実店舗で使えるクーポン等の特典を配信すれば実店舗へのO2O販促にも活かすことも。

また、SNSを利用した情報検索の中でも、旅行に関する調査をする為にInstagramを活用する人の増加にも注目が集まっていることを背景に、旅行業界向けにもFacebook・Instagramでダイナミック広告の導入が始まりました。
旅行関連事業者は、新たな広告を活用することで、これまで取りこぼしていたオンラインからの航空券やホテルの予約を促すことができるようになるので要チェックです。

より販促力が強化されるFacebookとInstagramを使って実店舗へのO2O販促を進める店舗や、期待される旅行関連事業の販促例のように、オンライン予約と実店舗へのO2O販促をそれぞれ強化しSNSを駆使してオムニチャネル化を実現する店舗も増えそうです。

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