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日本発「Gotcha!mall(ガッチャモール)」ASEAN市場進出決定!ASEAN地域でO2O販促・オムニチャネル化を促進!!
こんにちは。O2O販促ラボ、鈴木です。
100円玉を入れてハンドルを回すと、商品が出てくる“ガチャ”。
小さいころ、遊んだ思い出がある方も多いのではないでしょうか。最近は大人向けの豪華な賞品の“ガチャ”が登場し、話題にもなりましたね。
本日は、スマートフォンでプレイできるアプリの“ガチャ”を使ってO2O販促するサービスについてお伝えいたします。
日本発のO2O事業、海外進出決定!ASEAN地域でO2O事業、オムニチャネル化を展開!!
トランスコスモス株式会社は6月26日に、「Gotcha!mall(ガッチャモール)」を運営するグランドデザイン株式会社と資本・業務連携することを発表いたしました。
今回の資本・業務提携により、日本とASEAN市場で、「Gotcha!mall(ガッチャモール)」を使用し、オムニチャネルプラットフォーム事業を展開するそうです。
日本発のサービスが、ASEAN市場でどのように展開されるのか、とても気になります!
ASEAN地域へ輸出される「Gotcha!mall(ガッチャモール)」とは??
今回、ASEAN市場で、サービス展開が始まる、「Gotcha!mall(ガッチャモール)」とは、どのようなサービスなのでしょうか。
引用 : Gotcha!mall(ガッチャモール)
グランドデザイン株式会社が提供する、スマートフォン向けショッピングアプリ。
提携店舗を探し、アプリ内の仮想ガチャを回すと、オトクなクーポンなどをゲットすることができます。
アプリで発行しているクーポンなどを元にユーザーを実店舗へ誘い、さらにユーザーが提携店舗に実際に訪れ、実店舗内でアプリのガチャを回すと、よりオトクなサービスクーポンなどが当たるそう。
<「Gotcha!mall(ガッチャモール)」の使い方>
引用 : Gotcha!mall(ガッチャモール)
「Gotcha!mall(ガッチャモール)」には現在、ドンキホーテ、サンリオ、高島屋、パルコなど有名店舗が多数出店しており、ジャンルを問わず、多くの方に利用いただけるアプリです。
仮想ガチャを回してもらえる特典は、実店舗で使用できる割引クーポンや、商品交換券などさまざま。
出店店舗がそれぞれキャンペーンを行っていることもあり、豪華特典が当たることもあるそうです。
Android版では10万ダウンロードを記録しており、4月にはグッドデザイン賞を受賞している注目のアプリです!
果たして、ASEAN地域での評判はどのようなものとなるのでしょうか。
海外でのO2O販促を支える、日本発のサービスを紹介!
ここで、日本発のサービスで、すでに海外展開が進んでいるO2O販促サービスについて紹介します。
・中国をはじめとするアジア地域で人気を誇るWEAR
引用 : WEAR
ZOZO TOWNを運営する株式会社スタートトゥディが提供するファッションアプリ。
日本では年間400万ダウンロードを記録した、大人気アプリ。
その人気は海外でも劣らず、いまや中国をはじめとする26ヶ国で展開されているそう。
各国それぞれのショップ情報を掲載しているほか、日本国内からの海外に向けた商品のアピールツールとしても活躍している。
・「POCARI CROSS RUN」ポカリスエットのO2O販促@シンガポール
引用 : POCARI CROSS RUN
日本の企業が、海外で日本製品のO2O販促を手がけた事例。
株式会社エイド・ディーシーシーは、シンガポールのセブンイレブンにBeacon端末を設置し、ユーザーがダウンロードした、「POCARI CROSS RUN」アプリと連動する仕組みを提供。
アプリでは、ユーザーの好みに合わせて、いくつかのセブンイレブンを通過ポイントとするランニングコースを組み立てることができるほか、ユーザーがランニング時(通行時)にアクセスポイントを通過すると、水分補給に関する動画を再生し、ポカリスエットを販促するそう。
シンガポールでは、さまざまな賞を受賞しており、O2O販促効果や人気も高い。
「Gotcha!mall(ガッチャモール)」の輸出先、ASEAN地域でのO2O事業の浸透は??
先述のような、日本発のO2Oサービスが世界で活躍する中、今回ASEAN進出が決まった「Gotcha!mall(ガッチャモール)」も各国でO2O販促やオムニチャネル化を促進できるツールとなるのでしょうか。
今回紹介したサービスは、「Gotcha!mall(ガッチャモール)」も含め、すべてスマートフォンで利用するサービス。
スマートフォンの普及率は、O2Oサービスの浸透やその効果に大きく関係するといっても過言ではなさそうです。
ここで、各国のスマートフォン普及率について、見てみたいと思います。
<世界各国のスマートフォン普及率について>
引用:アウンコンサルティング株式会社 「世界 40 カ国、主要モバイルシェア状況 」調査(2014年10月)
日本やアメリカ、中国などでは、スマートフォンの普及率が50%を超えているのに対し、ASEAN諸国では、普及率10~30%代の国が多いのですが、「POCARI CROSS RUN」が提供されているシンガポールのスマートフォン普及率はなんと、70%越え!
ASEAN地域とひとくくりにいっても、国ごとにO2O販促サービスの相性や浸透速度にも違いが生まれそうです。
現時点では、ASEAN地域のどの国から「Gotcha!mall(ガッチャモール)」導入を始めるか、注力するか、などの詳しい情報は発表されていません。
シンガポールのようなスマートフォンの普及率が高く前例もあるような国で、更なるO2O販促・オムニチャネル化を進めるのか、はたまたスマートフォンの普及率が低い国で先導をきるサービスとして展開されるのか、今後の動きに注目したいですね。
スマートフォンの普及率が低く、O2O販促サービスがあまり展開されていない国でも、便利なサービスを提供することで「オトクな情報を得たい!」というユーザーの気持ちを動かし、後発的にスマートフォン普及率の向上や国内でのO2O市場の拡大に大きく貢献するかも知れません。
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