06.07
進むアパレルのオムニチャネル化!ZARAの新たなオムニチャネル施策に注目
- マーケティング
- 鈴木
進むアパレルのオムニチャネル化!ZARAの新たなオムニチャネル施策に注目
こんにちは。O2O販促ラボ・鈴木です。
ファストファッションで人気のZARAがロンドン、ナポリに続いて3店舗目となるポップアップ店舗を六本木にオープンし、O2O販促・オムニチャネル化への効果にも注目が集まっています。
実店舗の良さと、ECの手軽さを良いとこどり!ZARAのポップアップ店舗が六本木にオープン
2018年5月9日に、世界で3店舗目となるZARAのポップアップ店舗が六本木にオープンしました。店舗はZARA六本木ヒルズ店が2018年8月にリニューアルオープンするまでの期間限定。
通常の店舗とは異なり、店頭では試着用のサンプルのみが展示されているというポップアップ店舗。
商品を購入する場合はECサイトまたは店舗で商品を注文し、配送または後日店舗で商品を受け取る仕組みだそう(注文した時間帯によっては同日の受け取りも可能)。
ZARAを運営するインディテックス社によると、売上のEC比率が伸びており、今後もその比率を伸ばして売上をあげるために新たな施策を試みているようです。
ポップアップ店舗は “オンラインとオフラインの統合”を推進するべく、直接商品を見たり試着ができる実店舗の良さと、ECの手軽さの良いとこどりをしたお店となっています。
O2O販促・オムニチャネル化への効果に期待!新しいショッピング体験で集客アップを狙う
ZARAのポップアップ店舗は、 実店舗集客の他、新しいショッピング体験を提供することでEC利用者の獲得にもつなげることが狙いだそう。
ポップアップ店舗では、ZARAのアプリで店頭商品のバーコードをスキャンして詳しい情報を確認したり、実際に手に取って確かめた商品をその場でアプリから簡単に試着予約したり購入することも可能。
アプリから試着予約をすると、店員と会話をすることなく、試着室に希望した商品が指定したサイズで用意され、試着の順番がくると、アプリを通じて通知が届くそうです。アプリからの試着予約は、店頭ではもちろん自宅などの店外からもできるそう。
▼ZARA ポップアップ店舗で体験できるショッピングイメージ
ポップアップ店舗のオープンにより、実際に商品を見たり試着できないことに不安を感じ、これまでECサイトを利用しなかったユーザーの不安を払拭することができそうですね。
また、最近ではECサイトで商品を購入する際、事前に実店舗で商品を確かめてからECサイトで購入する(ショールーミング)ユーザーも多いと言われています。
そんなユーザーにとっては、ECサイトやアプリと店頭が連動していると便利なので、購入頻度がアップするかもしれません。
購入した商品は、自宅などへ配送できるので、待ち合わせや用事の合間に店舗を覗くユーザーの購買率アップにも期待できそうです。
ZARAのポップアップ店舗には、SNSでシェアしたくなる映像体験スポットや、期間限定の包装が用意されたりと、つい足を運んでみたくなる仕掛けも。ポップアップ店舗のオープンをきっかけに、どれだけオムニチャネル化を促進できるのか注目したいですね。
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https://forms.gmoc.jp/o2o-marketinglab-offer/
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