新セブン-イレブンアプリ間もなく公開！会員カード機能や購入特典で店舗集客を強化

2018
05.21

新セブン-イレブンアプリ間もなく公開！会員カード機能や購入特典で店舗集客を強化

こんにちは。O2O販促ラボ・鈴木です。
セブン-イレブン・ジャパンは会員カード機能を搭載したオリジナルアプリを2018年6月にリリースすることを発表。今回はアプリリリースに向けて、事前登録キャンペーンも始まり注目が集まる新セブン-イレブンアプリについてご紹介いたします。

ユーザーメリット大！2018年6月リリース予定の新セブン-イレブンアプリとは？

引用：セブン-イレブン

顧客と店舗のコミュニケーションを深め、新しい「お買物体験」を提供するセブン-イレブンアプリが間もなくリリースされます。
新しいセブン-イレブンアプリで提供される予定の注目の機能は3つ。

①「会員コード（バーコード）」機能
これまでセブン-イレブンでは、電子マネーnanacoでの買い物で、購入金額に応じたポイントを発行していました。新セブン-イレブンアプリ提供後は、アプリが会員証となり、nanacoを使わないユーザーでもセブン-イレブンの会員向けサービスを受けることができるように。

引用：セブン-イレブン　プレスリリース

スマホアプリをダウンロードしたすべてのユーザーが会員向けサービスを受けられるようになるため、セブン-イレブンはロイヤルティーの高いユーザーの獲得ができ集客力アップに繋げることができそうです。

②購入商品の内容等に応じた「バッジ」の付与
会計前にアプリで会員コードを提示すれば、購入商品のカテゴリに応じたバッジと、利用した店舗や支払い方法に応じたバッジの2パターンのバッジがアプリ内に付与されます。

③バッジの獲得状況に応じて特典を付与
②で獲得したバッジを一定量集めると、クーポンや、抽選などのゲームに参加でき、セブン-イレブンでの買い物がお得に。

引用：セブン-イレブン　プレスリリース

会計時にレジでスマホを提示するだけでバッジが貯まり、特典を受けられるので、いつもの買い物がお得になり、リピート客の増加が期待できそうです。
他業種に比べ割引や特典の少ないイメージのあるコンビニ。新しいアプリが、ユーザーのコンビニ選びの決め手となるかもしれません。

アプリリリースで期待できるO2O販促・オムニチャネル化への効果にも注目

新セブン-イレブンアプリは、セブン-イレブンでの買い物で使える特典に加え、セブン＆アイグループ共通の「7iD」を利用したロイヤルティープログラム「セブンマイルプログラム」にも対応する予定。

「セブンマイルプログラム」では、グループ店舗での合計購入金額によりnanacoポイントなどの特典付与し、グループ横断で集客強化を狙うもよう。
因みにセブン＆アイグループでは、2018年6月にセブン-イレブンアプリとイトーヨーカドーアプリを提供し、その後続けて、そごう・西武、ロフト、赤ちゃん本舗などへ「セブンマイルプログラム」の展開が拡大される予定とのこと。
グループ店舗のアプリを1つでも利用していれば、「セブンマイルプログラム」を利用することが可能だそう。

実店舗とECサイトの双方で商品の購入や受けとりを可能にしたり、グループ店舗の商品を横断的に購入できるセブン＆アイの総合通販サイト「omni7（オムニセブン）」を展開し、オムニチャネル化に取り組んでいるセブン＆アイグループ。（過去の記事はこちらから）
これまでのオムニチャネル戦略を見直す形で導入される今回の施策によって、ブランドごとの顧客ロイヤルティーを高めつつ、店舗間の送客でグループ全体の利益にどれだけの結果をもたらすことができるのか注目が集まります。

また、ゆくゆくは「omni7（オムニセブン）」との連携も視野に入れているとのこと。
セブン＆アイグループの今後のO2O販促とオムニチャネル化施策に期待したいですね。