こんにちは。O2O販促ラボ・鈴木です。

通勤、通学で利用する電車や駅構内で、こちらの「LIVE
JAPAN」のポスター広告を目にされた方は多いのではないでしょうか？
2020年の東京オリンピックを前に、なんと21企業がつどいスタートした訪日外国人向けのサービスだそう。今回は訪日外国人への観光ガイドもインバウンド施策も実現する「LIVE JAPAN」についてお伝えいたします。

グルメ、鉄道、航空、インフラなど垣根を越えた企業が集結し、ワンストップサービス「LIVE JAPAN」をスタート！

引用：「LIVE JAPAN PERFECT GUIDE TOKYO」

グルメポータルサイトを運営し、トリップアドバイザーとの連携など訪日外国人向けのインバウンド施策に力を入れている、株式会社ぐるなび、東京急行電鉄株式会社、東京地下鉄株式会社を筆頭に、21企業が参画し、訪日外国人向けのサイト「LIVE JAPAN PERFECT GUIDE TOKYO」が2016年4月13日にスタートしました。

参画企業の内訳は以下の通り。

エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム、小田急電鉄、ぐるなび、京王電鉄、京成電鉄、京浜急行電鉄、相模鉄道、西武鉄道、全日本空輸、東京急行電鉄、東京空港交通、東京国際空港ターミナル、東京地下鉄、東京都交通局、東武鉄道、成田国際空港、日本航空、バニラ・エア、東日本旅客鉄道、ヤマト運輸、PeachAviation　の合計21社。

観光やグルメ情報を発信する企業に加え、日本滞在中の観光客にとって重要な交通情報やWi-Fiの情報などインフラサービスを提供する企業も参加し、増加する訪日外国人観光客への情報提供とインバウンドO2O集客を目的にサービスは開始されました。「LIVE JAPAN」を見れば、日本滞在中に欲しい情報が全て手に入る、そんな日本観光のバイブルとなるようなワンストップサービスを目指し2020年の東京オリンピック開催に向けて参画企業の募集やサイトの改良などが進められるようです。

「便利機能」「情報コンテンツ」「観光ガイド」を訪日外国人観光客にLIVE発信！

サイト内で発信される情報は、「観光ガイド」「便利機能」「情報コンテンツ」の大きくわけて3種類の柱で構成されています。「便利機能」ではWi-Fiや交通機関の情報、ATMの情報など観光先や宿泊地で観光客が必要としている情報を配信し、「情報コンテンツ」では季節に合わせた特集記事や日本文化の紹介記事などが配信されます。そして「観光ガイド」では飲食店や観光施設の情報配信やクーポンの配信が行われるそう。「LIVE
JAPAN」の名前の通り、滞在中の観光ガイド、お役立ち情報配信に加えて、当日のイベント情報や交通情報などがリアルタイムで配信されます。

引用：「LIVE JAPAN PERFECT GUIDE TOKYO」

サイト利用を通じて観光客のリピート化や、訪日観光客を各地域に送客し、観光地や地域の活性化の実現も目指すそうです。

LIVE JAPANでの気になるインバウンド効果とは？？

「LIVE JAPAN」の注目すべきポイントは、観光ガイドや情報提供のみにとどまらず、インバウンドO2O集客効果にも大きな期待が持てるところ。

例えば、おすし屋さんで急にできた空席情報を配信したり、その日だけの特別メニューやおトク情報を配信したり、サイトからのインバウンドO2O集客を実現するために、実店舗で使えるクーポンの配信も行えます。配信された情報はぐるなびの言語翻訳ツールを使い自動で8カ国の言語に翻訳されるため、店舗運営者がいま伝えたい旬な情報や、店舗状況に応じた販促を行うことも可能。訪日観光客向けのインバウンドO2O集客を率いるサービスとなりそうですね。

2020年のオリンピックまでに「LIVE
JAPAN」がどれだけの影響力をもつメディアとなるのか、目が離せません。サイト認知度向上に向けた国内外でのプロモーションや利便性向上やO2O販促の効果を上げるためにアプリ展開がされるのかなど、今後の展開にも注目したいですね。

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