日本の観光名所・知る人ぞ知る地方都市のO2O施策がすごい！動画で、外国人観光客の呼び込み前年比164％を記録する地域も！！

2015
11.16

日本の観光名所・知る人ぞ知る地方都市のO2O施策がすごい！動画で、外国人観光客の呼び込み前年比164％を記録する地域も！！

こんにちは。O2O販促ラボ・鈴木です。

Facebookなどのタイムラインで流れてきた“動画”、ついついクリックして観てしまったり、友達や知り合いにも思わず、シェアし！なんてことありませんか？
今回は、その“動画”を使ったO2O販促についてお伝えいたします。

国内の観光名所や地方都市のインバウンド施策に話題沸騰中！！

日本国内の観光名所、や地方都市など様々な場所で独自に作られた、観光促進や街のPR動画がいま、ネットやテレビで話題になっています。

●宮崎県小林市が市への移住を促す為に制作した動画
「ンダモシタン小林」

小林市の方言である「西諸弁」を使った動画がネットでたちまち話題に。
テレビのニュースなどでも紹介され、動画公開後わずか5日で再生回数10万回を突破したそうです。
この動画により宮崎県小林市の名は多くの人に知れ渡り、数日にして有名に！

●「温泉県」を表し、温泉地への観光をPRする大分県が制作した動画も話題に
「温泉県　シンフロ編」

プロのシンクロナイズドスイミング選手たちと、バラエティ豊かな温泉がコラボした動画。
大分県の様々な温泉で魅せる華麗なシンクロナイズドスイミングが、クチコミで広がり、SNSでも話題沸騰したそうです。
ちなみに、選手たちの振り付けの中には、大分県の名産品である、かぼすや鶏のトサカを表す振り付けも含まれており、動画を見たユーザーはすっかり大分の観光名所は特産品も暗記してしまうほど。

これまで、全国的に知名度が高くなかった土地や観光地でも、地域を挙げて制作した動画がネットで話題となり、クチコミ効果やSNSでの拡散で一躍有名になることも多いようです。
音と映像を使った動画は、ユーザーに情報を伝えやすいだけではなく、クチコミやシェアによる拡散にも適した販促ツールであると言えそうですね。

外国人観光客にも動画を使ったO2O販促が有効！前年を大幅に上回る誘致に成功した例も・・・

2014年のJTB調査で都道府県別観光客数が全国で5番目に多かった沖縄県でも、インバウンド施策として、動画配信が行われています。
沖縄県では特に近年全国的に増加している外国人観光客に向けたインバウンド施策に力を入れています。外国人観光客向けに特別に制作した動画は瞬く間に人気を集め、観光収益に大幅に貢献しているそうです！

●沖縄県が外国人観光客誘致の為に制作した動画

国内の観光客と、外国人観光客では観光に求めるものや、魅力を感じるものに違いがあるのでは・・・？という考えから外国人目線で沖縄の魅力を紹介する動画を制作。動画に出演するキャストは、全て外国人で構成し、台本も作らず、内容はユーザーにとってリアリティーを感じやすいものになるようこだわって作られています。
外国人観光客目線で制作された動画が、海外のユーザーで話題となり、沖縄県の外国人観光客の誘致数は、なんと前年比164%を達成いたしました。

国や文化を超えても、動画を使ったO2O販促は、大きな効果が期待できることが実証される形となりました。

動画を使ったインバウンド施策で大きなO2O販促効果を期待できる理由

今まで大きな注目を集めることがなかった、地方都市のアピールや、観光地への更なる観光客獲得に大きく効果を発揮する、動画を使ったO2O販促。
スマートフォンが普及し、どこでも手軽に動画が視聴できるようになったことと、FacebookやInstagramをはじめとするSNSの利用率が上昇している今、動画配信はユーザーにより届きやすく、更に動画を見たユーザーのクチコミ効果や拡散を得られる、時代に即したO2O販促ツールであることがわかります。

企業でもSNSを使った、クチコミ効果やシェアを狙ったキャンペーンが数多く導入されており、SNSやネットで“話題”となる動画を活用した販促活動の効果には今後も期待できそうです。

今回紹介した観光地のようにクリスマス休暇を間近に控えた外国人観光客を誘致するため観光地以外に、飲食店や店舗でも動画をつかったO2O販促施策を取り入れてみても良いかもしれません。

次はどんなユニークな動画が話題を生み、集客に一役買うことになるのか注目ですね！